中国人の『○○』と日本人の『○○』は信じるな!の巻

どこかの欧米人が「中国人の『できます』と日本人の『できません』は信じるな!」と言ったそうです。

(別の説だと「日本人の「できません」韓国人の「できます」中国人の「できました」は、信じるな。」)

中国に住んだことがある人には、その意味を思い知る出来事に数多く出会ったことがあるかと思います。

私がその意味を思い知った体験の数々を、「理容室にアフロパーマをかけにきたお客様」に置き換えて表現してみました。

↓中国のお店にアフロパーマをかけに行った私。

(この話はフィクションです)

その1

私「アフロパーマをお願いします」

2時間後

中国人「はい!できました」

私「えっ。。。これ普通のパーマじゃないですか?!」

中国人「えっ?アフロパーマってどんなのですか?」

【何が起こったのか】→アフロパーマを知らないのに注文を受けられたの巻

その2

私「アフロパーマをお願いします」

2時間後

中国人「はい!できました」

私「えっ。。。何で横と後ろを上まで刈り上げたんですか!?」

中国人「えっ?似合ってますよ。」

【何が起こったのか】→勝手に仕様を変えられたの巻

その3

私「アフロパーマできますか?」

中国人「できますよ!」

1時間後

私「いつになったらパーマ巻き始めるんですか?」

中国人「馬上(まーしゃん!)」

更に1時間後

私「いつになったらパーマ巻き始めるんですか?」

中国人「馬上(まーしゃん!)」

更に1時間後

中国人「さあ、始めましょう!」

私「もう遅いから帰ります!」

【何が起こったのか】→実はできないのに、とりあえず「できますよ!」と答えといてから外部のできる人を探す。そしてその人が来るまで客を待たすの巻

その4

私「アフロパーマをお願いします」

中国人「はい!」

1時間後

中国人「少し大きめのアフロパーマで巻いていいですかね?」

私「は、はい。。。」

更に30分後

中国人「更に大きめのパーマロッドで巻いていいですかね?」

私「いや、それだと普通のパーマになってしまいません?」

中国人「お客様の髪は硬くて巻きにくくて、小さいロットだと巻けないんです」

【何が起こったのか】→最初にできると言っておいて、途中でできないと言い出すの巻

その5

私「アフロパーマをお願いします」

2時間後

中国人「できました!」

私「え。。。これアフロパーマじゃなくないですか?」

中国人「いや、貴方にはこの方が似合いますよ。アフロパーマは似合いませんよ。」

【解説】→違うものを作って貴方に合うと言って押し付けてくるの巻

その6

私「アフロパーマをお願いします」

2時間後

中国人「できました!」

私「え。。。なんかパーマゆるくないですか?」

中国人「没問題(めいぅぇんてぃー)!!時間が経てば良くなります。」

【何が起こったのか】→何が没問題か意味不明。時間が経っても絶対改善するはずないの巻

その7

私「アフロパーマをお願いします」

2時間後

中国人「できました!」

私「え。。。これってパーマじゃなくてカラーですよね。。。」

中国人「はい。アフロかけたら髪が痛みそうだったので、ヘアカラーにしておきました」

私「?!」

中国人「ヘアカラーにしたらダメとは言わなかったじゃないですか。」

【何が起こったのか】→言わなかった貴方が悪いの巻

以上、中国では日常茶飯事に起こっていることですよね^^;)

中国情報上海情報

↑そうそう!似たような目に遭った事がある!と言われる方、クリックお願いします!

(ブログ村投票ボタンです)

中国人のことばかり書くとアンフェアなので、日本人の「できない」は信じるな、について体験談を書くと、こんなことがありました。

上海に来る直前の2010年ごろ、日本で海外メーカーのパソコンを購入しました。

しばらく使っていると、動きがモッサリしてきたので、素人考えでCPUを高性能のやつに交換したらまたサクサク動くようになるのではないか?と思い、日本に帰国した時にパソコンショップでCPU交換をお願いしました。すると、パソコンショップの人は、あんたは素人だから何にも分かっちゃいないねーと言わんばかりの言い方で、「あのですねぇ、パソコンの中身ってそんな単純じゃないんですよ。他のパーツとの相性があってですね、CUP交換したら他のパーツが動作しなくなることだってあるんですよ。。。ウンウンカンヌン。。。」

で、私のパソコンは結局CPU交換できないと断られてしまいました。

そんなものかなと思い、モッサリした動きのまま我慢してましたが、その後更に動きが遅くなってきたので、中国の何たら電脳城というパソコン市場のようなところへ行き、このパソコンの動きを早くしたいと依頼してみました。するとCPU交換しましょう!提案されました。

パソコンを預ける必要があるかと思いきや目の前ですぐさま交換作業を開始して1時間程度で完了し、新品パソコンのように超サックサクの快適な動きになりました。

その後、不具合が出ることなく、数年経ったの今でもそのパソコンは元気に動いてくれています。

CPU交換できるじゃん!!!

なるほど、どこぞの欧米人が言った「日本人のできないは信じるな」とはこういう事なんだなと実感した出来事でした。

自分の思いつきでCPU交換したいと言ったのだし、動かなくなっても自己責任なので文句を言うつもりは一切なかったので、できれば日本のあのパソコンショップでやって欲しかったです。そうすれば、その後のモッサリした動きのストレスは無かったのです。

この件に関しては、日本のあのパソコンショップよりも、中国の電脳城のお店に感謝しました。

以上

目次